0800-080-9808(08000809808)から電話がかかってきて、これはどこなのか、出てよいのか判断がつかず不安になりますよね。先に結論をお伝えすると、この番号については、不用品買取を持ちかけられたという投稿が71件、電話口で「カウカウ」と名乗ったという投稿が48件確認されています。ただし、その「カウカウ」という名乗りの裏づけは取れていません。
この記事は、名乗りをそのまま信じてよいのか、折り返す必要はあるのか、そして訪問や買取を持ちかけられたときにどうすればよいのかまでを、確認できた事実と確認できていないことを分けて整理します。
| 番号 | 0800-080-9808(フリーダイヤル。この番号からの着信に出ても、通常あなたに通話料はかかりません) |
|---|---|
| 名乗り | 「カウカウ」を名乗り、不用品の買取を持ちかける勧誘という投稿が中心。過去には「介護ワーカー」を名乗る投稿もありました |
| 発信元確度 | C(2026年8月7日時点。「カウカウ」を名乗る正規事業者について確認した4サイトのいずれにも、当該番号を自社の連絡先として掲載している例はなく、発信元は特定できていません) |
| 推奨行動 | 折り返す必要はありません。出たくなければ出ない・端末側で着信拒否に登録する。訪問や買取を持ちかけられても、その場で家に上げない・売らない |
結論: 2026年8月7日時点で確認できたこと【発信元確度: C】
投稿を数えた範囲では、不用品買取を持ちかけられた、電話口で「カウカウ」と名乗ったという報告が中心でした。一方で、その「カウカウ」という名乗りがどの事業者を指すのか、公式の情報からは特定できていません。名乗りが事実かどうかと、番号がどこの事業者のものかは、分けて読む必要があります。
実読した上位記事2本では、「カウカウ」を名乗る事業者の公式サイトを開いて番号を突き合わせていません。この記事の要点は、名乗りと公式情報を照合し、どこまでが投稿の帰属で、どこからが確認できた事実なのかを、確認日つきで切り分けている点です。
「カウカウ」を名乗るが、同名の正規店は「一切関係ない」と否認している
「カウカウ」を名乗る不用品買取の事業者の公式サイトは、複数実在します。検索で見つかった候補のうち、本文を取得できた4件のサイトを確認しました。しかし、確認した4件のサイトのいずれにも当該番号を自社の連絡先として掲載している例はなく、それぞれ別の電話番号を自社の連絡先として掲載していました。この番号を自社の連絡先として公式に掲載している「カウカウ」事業者は、確認した範囲では見つかりませんでした。
ここで確認した母集合は、検索で見つかった候補のうち本文を取得できた4サイトであって、ウェブ上のすべての同名サイトではありません。したがって「どこにも載っていない」ではなく「確認した4サイトのいずれにも自社の連絡先としては載っていない」と読んでください。
同名の古本店が公式に「無関係」と表明している
むしろ手がかりになるのは、同じ「カウカウ」の名前で古本の宅配買取を営む正規の事業者、カウカウブックランド(青森県・cowtori.jp)の公式サイトです。同店は、地域を回って買取を持ちかける「カウカウ」を名乗る電話について問い合わせが多いとして、連絡してくる番号に当該番号を含む4つの番号を挙げたうえで、これらの番号は「カウカウブックランドとは一切の関係はございません」と公式に明記しています。同店は現時点で出張買取を行っていないとも述べています。
これは、当該番号の発信元自身による説明ではなく、同名の正規事業者が「自分たちとは無関係だ」と否認している一次資料です。名前が同じというだけで、正規に営業している別の事業者へ多数の問い合わせが寄せられていることが分かります。名乗りをそのまま発信元の身元として受け取れない理由が、ここにあります。
関連を疑われた複数の番号が挙げられている
カウカウブックランド公式が挙げていた番号は、050-3113-9774・0800-080-9808・0120-406-122・0800-300-3981の4つです。加えて、投稿の中には0800-080-7826など別の番号を「同じところからだ」と指摘するものもあります。ただし、これらの番号を同一の発信元が運用しているかどうかは確認できません。いずれにせよ、1つの番号を着信拒否しても、別の番号からかかってくることがあります。着信拒否は有効ですが、それだけで着信が完全に止まるとは限りません。
このため、この番号への対処は「かかってくる番号を止める」ことよりも、次に説明する「訪問と買取をその場で成立させない」ことが中心になります。
投稿の集計: 352件(2021年12月13日〜2026年8月4日)
2026年8月7日に、電話番号の口コミサイト(jpnumber)に寄せられた投稿を数えました。投稿は352件で、最も古い投稿が2021年12月13日、最新が2026年8月4日です。2023年後半以降はほぼ毎月投稿が続いており、着信の報告は直近まで途切れていません。投稿者は匿名で、内容は要旨を自分の言葉でまとめており、文面をそのまま転載してはいません。
誰に・どんな用件でかけているか
用件で最も多いのは不用品の買取です。「カウカウ」を名乗り、切手や古本、貴金属などの買取を持ちかける勧誘という投稿が71件あり、そのうち「カウカウ」という名前を挙げた投稿が48件でした。固定電話にかかってきたという投稿もありますが、発信対象の選び方は確認できません。あなたが申し込んだサービスに対する連絡だと確認できる材料は、投稿の中にはありませんでした。
投稿の受け止めは厳しいものが多く、この番号を「詐欺だ」と述べる投稿が47件、「押し買い」だと述べる投稿が15件、「アポ電や強盗を心配する」という投稿が13件ありました。これらはいずれも投稿者がそう述べているという帰属であって、この記事が発信元をそのように断定するものではありません。
名乗りが時期で入れ替わっている
投稿を時期で並べると、名乗りが入れ替わっているのが分かります。最も古い時期(2021年12月〜2022年)の投稿では「介護ワーカー」を名乗るものが中心で、不用品買取の言及はありませんでした。買取の勧誘が現れるのは2023年以降です(介護ワーカーの言及は5件で、うち多くがこの初期に集中しています)。
ただし、これが番号の再利用によるものか、同じ発信元が名乗りを変えたのかは、投稿からは判別できません。少数ですが電力の自動音声(4件)や光回線の勧誘(2件)に触れる投稿も混在しており、単一の業種では説明しきれない点も、あわせて記録しておきます。
着信の型と、投稿者がとった対応
- 無言だった・すぐに切れたという報告が99件と最も多く、留守番電話に切り替わった後に切れたという報告が79件ありました
- 短期間に何度も、あるいは毎日のようにかかってきたという報告が24件あります
- 対応としては「出ない・無視した」が42件、「着信拒否や迷惑電話として登録した」が31件で、大勢は応対せずにやり過ごしています
- 通話を録音したという報告が8件、警察や交番に相談したという報告が8件ありました
- 一方で、折り返しをすすめる・折り返したという投稿は、ほとんど見当たりませんでした(折り返しに触れた投稿は2件のみ)
着信しただけで通話料はかかりません
0800で始まる番号は、0120と同じく「料金着信払い通話(フリーダイヤル)」の番号です。まず、この番号からの着信に出ただけで、通常、受け手に通話料は発生しません。投稿の中には「うっかり出ると着信者払いになる」という誤解も見られましたが、着信を受けただけで料金がかかることはありません。なお、0800の「料金着信払い」とは、利用者が0800番号へ電話をかけたときに、その通話料を0800番号を用意した側(着信者)が負担する仕組みのことです(総務省の電話番号に関するQ&A)。出るかどうかは、通話料の心配ではなく用件で判断して差し支えありません。
折り返す必要はあるか
結論として、この番号に折り返す必要はありません。投稿を数えた範囲では折り返しをすすめる声はほとんどなく、大勢は「出ない・無視・着信拒否」で対応しています。用件は不用品買取の勧誘で、あなたが申し込んだ契約や手続きに関わる連絡だと確認できる材料はありませんでした。
もし取引先など心当たりのある連絡かもしれないと感じても、かかってきたこの番号にかけ直すのではなく、契約書や公式サイトに載っている正規の窓口から確認するのが安全です。用件が分からないまま折り返す理由は、この番号については見当たりません。
着信を止める・被害を避けるには
不用品の買取を持ちかける電話への備えは、着信を止めることよりも、訪問と買取をその場で成立させないことが中心になります。訪問を求められても家に上げない、品物を見せない、その場で売らない――その場で家に上げない・売らないことが、最も確実な防ぎ方です。返答に迷ったら「今は必要ない」で通話を終えて構いません。
不用品の訪問買取は、特定商取引法の「訪問購入」に当たる場合があります。この場合、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフができます。電話を受けただけでは起点にならず、訪問を受けて契約書面を受領した日が起点です(消費者庁 特定商取引法ガイド「訪問購入」)。品物を引き渡した後でも、この期間内なら書面や電磁的記録で契約を解除できます。
判断に迷ったときや被害に遭ったと感じたときは、消費者ホットライン188に相談できます。全国共通の番号188で身近な消費生活相談窓口につながり、相談は無料です(通話料は自己負担)。国民生活センターは、不用品買取をきっかけとした深刻なトラブルへの注意を発表しており、こうした相談では契約当事者の約8割を60歳以上が占めるという統計も公表しています。
端末側での着信拒否も有効です。ただし前述のとおり関連が疑われる番号が複数挙げられており、1つの番号を拒否しても別の番号からかかってくることがあります。着信拒否は補助的な手段と考えておくのが現実的です。
すでに出た・話した場合
どこまで応じたかで、最初にやることが変わります。買取や訪問に関わる電話では、個人情報を伝えたか、訪問や売却の約束をしたかが分かれ目になります。
| 状況 | 最初の一手 |
|---|---|
| 会話しただけ・話を聞いただけ | 個人情報や契約に応じていなければ、特段の手続きは不要です。以後鳴らしたくなければ端末側で着信拒否に登録し、着信の日時を控えておくと、続いたときに整理しやすくなります |
| 住所・家族構成・在宅時間などを伝えた | 後日あらためて連絡や訪問がある可能性に注意します。訪問を求められても家に上げないことを決めておきます。不安があれば188に相談できます |
| 認証コード・パスワードなどを伝えた | 買取の勧誘で認証コードを求められること自体が不自然です。該当するサービスの公式アプリ・公式サイトからパスワード等を変更し、不安があれば188や警察相談専用電話#9110に相談します |
| 訪問や品物を見せる約束をしてしまった | 約束は断って構いません。当日は在宅を避ける、家に上げない、品物を出さないという対応が取れます。断りにくければ家族や188に相談します |
| その場で品物を売ってしまった | 訪問購入に当たる場合、契約書面を受け取った日から8日以内はクーリング・オフができます。書面で解除を通知し、消費生活センター(188)や警察に相談します |
確認できていないこと
- 発信元の事業者: 「カウカウ」を名乗る事業者のどの公式サイトにも当該番号は載っておらず(確認した4サイトでは)、番号がどこの事業者のものかは特定できていません
- 名乗りの変化の理由: 「介護ワーカー」から「不用品買取」への時期の入れ替わりが、番号の再利用によるものか、同じ発信元が名乗りを変えたのかは、投稿からは判別できません
- 同名事業者の関係: 「カウカウ」を名乗る買取事業者は各地に複数存在しますが、それらが同じ運営かどうかは確認していません。この記事では「同名の別事業者が複数存在する」までにとどめています
- 着信の同一性: 番号の表示は偽装されうるため、この番号が表示された着信のすべてが同一の発信元とは限りません
よくある質問
Q. 0800-080-9808はどこの会社の電話番号ですか?
投稿では「カウカウ」を名乗り、不用品の買取を持ちかける勧誘という報告が中心です。ただし「カウカウ」を名乗る正規事業者のどの公式サイトにも当該番号は掲載されておらず(確認した4サイトでは)、番号がどの事業者のものかは特定できていません。名乗りが事実かどうかと、番号の持ち主が誰かは、分けて考える必要があります。
Q. 0800から始まる番号はどこからかかってくるのですか?
0800はフリーダイヤル(料金着信払い通話)の番号で、この番号からの着信に出ても受け手に通話料は発生しません(総務省)。用途は事業者によってさまざまですが、この番号については不用品買取の勧誘との投稿が中心です。「出ると自分が通話料を負担する」という心配は当てはまりません。
Q. 0800から始まる番号は出ない方がいいですか?
0800で始まる番号を一律に「出ない方がいい」と断定はできません。この番号に限って言えば、「出ない・無視した」が42件、「着信拒否や迷惑電話として登録した」が31件と、応対せずにやり過ごす投稿が多いのが実測です。折り返しの必要はありません。心当たりのある連絡かもしれない場合は、公式窓口から確認してください。
Q. 808から始まる電話番号は何ですか?
「808」は番号の一部の断片です。この番号は0800で始まるフリーダイヤルで、途中の数字だけを取り出しても会社は判別できません。先頭の0800(フリーダイヤル)で整理して読んでください。
出典と確認日
- jpnumber「0800-080-9808」(投稿の件数・投稿日・用件の要旨) https://www.jpnumber.com/freedial/numberinfo_0800_080_9808.html (2026年8月7日閲覧)
- カウカウブックランド 公式サイト(当該番号を含む4番号について「一切の関係はございません」と表明) https://cowtori.jp/secondhands-faq-001-2/ (2026年8月7日閲覧)
- 消費者庁 特定商取引法ガイド「訪問購入」(クーリング・オフは契約書面受領日から8日以内) https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/doortodoorpurchases/ (2026年8月7日閲覧)
- 国民生活センター「訪問購入」(相談の件数と傾向) https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/doorstep_purchase.html (2026年8月7日閲覧)
- 国民生活センター 発表情報(不用品買取をきっかけとするトラブルへの注意喚起) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240918_1.html (2026年8月7日閲覧)
- 消費者庁「消費者ホットライン」188の案内(相談無料・通話料は自己負担) https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/ (2026年8月7日閲覧)
- 総務省「電気通信番号制度|電話番号に関するQ&A」(0120・0800番号へかけた通話の料金は、0800番号側=着信者が負担する仕組み) https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/tel_number/q_and_a.html (2026年7月31日閲覧)
公式サイト・公的機関のページはいずれも閲覧のみで、フォームの送信や問い合わせは行っていません。投稿の内容はjpnumberの投稿352件を対象に、閲覧時点で掲載されていたものを件数として数え、要旨を自分の言葉でまとめたもので、文面をそのまま転載してはいません。
更新履歴
- 2026年8月7日: 記事公開(jpnumberの全投稿352件を集計し、うち不用品買取の言及71件・「カウカウ」名指し48件を確認、「カウカウ」を名乗る事業者4サイトとの番号照合、カウカウブックランド公式による「無関係」表明の確認、訪問購入のクーリング・オフと消費者ホットライン188の整理を実施)
