053-477-0507(0534770507)から自動音声の電話がかかってきて、これはどこなのか、出てよいのか判断がつかず落ち着かないですよね。先に結論をお伝えすると、2026年7月30日時点で、この番号は株式会社メディアジャパンリサーチが自社の公式サイトで「電話調査の発信番号」として公表している番号でした。発信元は確認できています。
そのうえでこの記事は、公式が示している本物と偽物の見分け方と、発信を止めたいときの現実的な方法まで整理します。
| 番号 | 053-477-0507(固定電話・市外局番053は静岡県浜松市) |
|---|---|
| 名乗り | 選挙に関する世論調査の自動音声。社名を明確に名乗らない録音だったとの投稿も多い |
| 発信元確度 | A(2026年7月30日に発信元の公式サイトと国税庁法人番号公表サイトで確認) |
| 推奨行動 | 回答は任意。不要なら出る必要も折り返す必要もなく、通話を終了してよい。以後鳴らしたくなければ端末側で着信拒否に登録する |
結論: 2026年7月30日時点で確認できたこと【発信元確度: A】
この番号は、発信元とされる株式会社メディアジャパンリサーチの公式サイト(www.mj-research.jp)に掲載されています。同社は「電話世論調査研究所」「SMS世論調査研究所」という2つの呼称のもとで、選挙に関する世論調査を自動音声で行っていると公式に説明しています。
上位の検索結果にある解説記事の多くは、この公式サイトを開いて番号を突き合わせていません。この記事の要点は、発信元自身が公式サイトで当該番号を「電話調査発信番号」として明記しているという一次事実に、確認日つきで到達している点です。
公式サイトと突き合わせた結果(2026年7月30日)
公式サイトは1ページ構成で、その1ページ全体を取得して番号の掲載を確認しました。ハイフンやスペースの表記ゆれを吸収するため、本文の数字を連結した文字列で判定しています。判定の結果、053-477-0507は同一ページ内の3か所に「電話調査発信番号」として書かれていました。
公式が書いている内容を、投稿から見える不安と突き合わせると次のようになります。読者が知りたい「本物か偽物か」の線引きは、発信元自身が示しています。
| 読者の疑問 | 公式サイトに書かれていること(2026年7月30日時点) |
|---|---|
| この番号はどこの発信か | 「電話調査発信番号: 053-477-0507」と明記。SMS用には別番号053-415-9310を併記している |
| 何の目的でかけているのか | 選挙に関する世論調査(統計目的のアンケート)と説明。自動音声で固定電話・携帯電話へ発信し、電話調査は主に高齢層に届きやすいと自ら記載 |
| 郵便番号を聞かれるのはなぜか | 地域別集計のために入力を求める場合があり、選挙区等の地域区分を推定して統計的に集計するためで、個人の特定・名簿化・営業目的の利用ではないと明記 |
| 本物と偽物の見分けは | 口座番号・カード番号・暗証番号・ワンタイムパスワード・認証コード・金銭の送金や支払いは一切尋ねないと明記 |
公式は口コミへの反論文まで自ら掲載している
この公式サイトには、電話番号検索サイト等の書き込みに対する反論文が掲載されています。「電話番号検索サイト等における当社番号に関する書き込みについて」という見出しで、2026年2月19日の発行日つきで公表されています。発信元が自社サイトで口コミへの反論を出しているのは珍しい構造です。
反論文の中で公式は、口コミサイトは不安や不快を感じた人が投稿しやすく、実際に電話がかかった全員の受け止めを代表しない場合がある、と述べています。そのうえで、「詐欺」「犯罪集団」等の断定的な表現や個人情報の掲載については、証拠を保全のうえ削除要請や法的措置を含む対応を行う、と表明しています。この記事はどちらの側にも立ちませんが、口コミを読む前に、発信元がこうした反論を公表している事実は知っておいて損はありません。
本物と偽物の見分け線(公式自身の案内)
公式は、上記の情報を尋ねる電話やSMSについて、当社とは無関係の可能性が高いので直ちに通話を終了し、必要に応じて最寄りの警察や消費生活センター等へ相談してほしい、と案内しています。金銭や認証情報を求められた場合、その着信は自社と無関係の可能性が高い、というのが公式の線引きです。
発信を止める手続きは公式に用意されていない
取得した公式ページの中に、発信を止める(次回以降かけてこないようにする)ための申請手続きは見当たりませんでした。公式の案内は「調査への協力は任意です。ご協力いただけない場合は途中で通話を終了して差し支えありません」までで、停止の申し込み先は掲載されていません。したがって着信そのものを鳴らしたくない場合は、端末側の着信拒否が現実的な手段になります。
公的記録で確認できた発信元の身元
発信元の身元は、公的機関の記録でも裏づけられます。国税庁の法人番号公表サイトで照会したところ、法人番号7080401019336の商号は「株式会社メディアジャパンリサーチ」、本店所在地は静岡県浜松市中央区助信町31番30号-101号室で、公式サイトの記載と一致しました。設立年や郵便番号は公的記録では確認できなかったため、この記事には書いていません。
投稿の集計: 計3,715件(2025年10月18日~2026年7月29日)
2026年7月30日に、電話番号の口コミサイト2つに寄せられた投稿を数えました。jpnumberが3,365件、もう一つの電話番号口コミサイトが350件で、単純合計は計3,715件です。投稿者は匿名で、同じ趣旨の投稿が両サイトに重複している可能性を判別できないため、重複を含みうる上限値として読んでください。
両サイトの最も古い投稿はどちらも2025年10月中旬、最新は2026年7月末で、直近まで着信の報告が続いています。
誰に・どんな用件でかけているか
用件は投稿側でも公式と概ね一致します。世論調査やアンケートに言及する投稿がjpnumberで585件・もう一方で232件、選挙に関わる語(選挙・選挙区・衆院選など)に言及する投稿がjpnumberで350件・もう一方で121件と、これらが最も多い用件でした。郵便番号の入力やお住まいの選挙区を尋ねられたという投稿は、2サイト合計で260件ありました。公式が説明する「地域別集計のための郵便番号入力」と対応する内容です。
ただし、公式は「誰を対象にどう選んで発信しているか」(具体的な番号の抽出方法)を書いていません。公式サイトに「無作為」という語はなく、この記事でも発信対象の選び方は断定していません。
着信したときの流れ
- 応対は録音された自動音声だという報告が多数です。自動音声・機械音声・録音に言及する投稿はjpnumberで425件・もう一方で106件ありました
- 音声の指示に従ってプッシュボタンでの操作を求められたという報告が、jpnumberで65件・もう一方で9件あります。内容は音声の要約であり、録音の文面はそのまま転載していません
- 留守番電話にメッセージが残っていたという報告が2サイト合計で244件あります
- 着信拒否・ブロックをしたという報告が2サイト合計で356件あります
- 異なる投稿者が同じ趣旨の録音内容を書いており、定型の自動音声であることの傍証になっています
受け取り方は割れている
投稿の評価は一色ではありません。発信元に強い不信を示す投稿が多数を占める一方で、正規の調査だと擁護する投稿も約32件あります。件数の上では不信を示す投稿が優勢ですが、少数でも明確な擁護があること自体が、この番号の受け止めが分かれている事実を示しています。
着信の時間帯・頻度・回線の傾向についても、投稿の間で食い違いがあります。深夜の着信だという報告と日中の報告、規則的だという主張と何度もかかるという主張が混在しており、どれが実態かを投稿から決めることはできません。
折り返すべきか
回答するかどうかは任意だと公式が明記しているため、応じなくても不利益が生じる性質のものではありません。用件は世論調査で、折り返さなかったことで何かの手続きが滞るという記載は、確認した公式ページの中にはありませんでした。
折り返して確認したい場合でも、公式には折り返し用の窓口が示されていません。当該番号は発信専用で、会社の代表電話は会社概要に載っていますが、折り返し用途とは書かれていません。かかってきた番号や自動音声が案内する番号にかけ直すのではなく、確認したいことがあれば公式サイトに記載の情報を自分で読むのが確実です。
すでに出た・話した場合
どこまで応じたかで、最初にやることが変わります。公式は金銭や認証情報を一切求めないと明記しているため、それらを求められたかどうかが分かれ目になります。
| 状況 | 最初の一手 |
|---|---|
| 自動音声を聞いた・会話しただけ | 特段の手続きは不要です。以後の着信を鳴らしたくなければ端末側で着信拒否に登録します。着信の日時を控えておくと、続いたときに整理しやすくなります |
| 郵便番号や居住地域を入力・回答した | 公式は地域別集計が目的で個人特定や名簿化はしないと説明しています。追加で何かを提出する必要はありません。気になる場合は入力した内容と日時を控えておきます |
| 認証コード・暗証番号・ワンタイムパスワードを伝えた | 公式はこれらを一切尋ねないと明記しています。求められて伝えた場合、その着信は同社と無関係の可能性があります。直ちに該当する銀行・カード等の正規窓口へ連絡し、パスワードを変更します |
| 金銭の送金や契約に応じた | 公式は金銭の送金や契約手続きを求めないとしています。応じてしまった場合は、利用した決済手段の会社の正規窓口と、最寄りの警察・消費生活センターへ相談します |
着信しただけで通話料はかかりません
053で始まる固定電話番号は、着信した側に通話料が発生しません。市外局番053は静岡県浜松市の区域を示すもので、用件そのものとは関係ありません。番号を提供している通信会社の情報も回線の種別を示すだけで、発信の目的とは切り離して読んでください。
確認できていないこと
- 着信のすべてが同社の発信かどうか: 番号が公式に掲載されていることは、その番号表示の着信すべてが同社の発信であることまでは保証しません。発信番号の偽装(他者が同じ番号を表示させる)の可能性は排除できていません
- 発信対象の選び方: 公式は具体的な番号の抽出方法を書いておらず、「無作為」という語もありません。誰をどう選んで発信しているかは確認できていません
- 時間帯・頻度・回線の傾向: 投稿の間で食い違いがあり、実態は投稿からは決着しません
- 問い合わせ窓口: 反論文には調査方法や問い合わせ窓口を公式サイトで公開するとありますが、確認した1ページの中に稼働する問い合わせフォームや専用電話は見当たりませんでした
- 設立年・郵便番号: 発信元の公式サイトには記載がありますが、国税庁の公的記録では確認できなかったため、この記事には書いていません
よくある質問
Q. この番号は迷惑電話ですか?
口コミサイトが付けている分類は、この判断の材料にはしていません。2026年7月30日時点で確認できた事実は、発信元とされる会社が自社の公式サイトで、この番号を選挙に関する世論調査の発信番号として明記している、という点です。
そのうえで、回答するかどうかは任意だと公式が案内しています。不要であれば出る必要も折り返す必要もなく、鳴らしたくなければ端末側で着信拒否に登録できます。
Q. どこの会社からの電話ですか?
株式会社メディアジャパンリサーチです。発信元の公式サイトにこの番号が発信番号として掲載されており、国税庁の法人番号公表サイトでも商号と本店所在地(静岡県浜松市中央区助信町)が一致することを確認しました。
Q. メディアジャパンリサーチとは何をしている会社ですか?
公式サイトの説明によれば、選挙に関する世論調査を自動音声で行う会社で、「電話世論調査研究所」「SMS世論調査研究所」という2つの呼称のもとで固定電話・携帯電話・SMSへ調査を発信していると記載しています。電話調査は主に高齢層に届きやすいと自ら説明しています。
出典と確認日
- 株式会社メディアジャパンリサーチ 公式サイト(「電話調査発信番号 053-477-0507」の掲載・郵便番号入力の説明・金銭や認証情報を求めない旨・2026年2月19日付の反論文を含む) https://www.mj-research.jp/ (2026年7月30日閲覧)
- 国税庁 法人番号公表サイト(法人番号7080401019336・商号「株式会社メディアジャパンリサーチ」・本店所在地の照合) https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/ (2026年7月30日閲覧)
- jpnumber「053-477-0507」 https://www.jpnumber.com/numberinfo_053_477_0507.html (2026年7月30日閲覧)
- 総務省「電気通信番号制度|電話番号に関するQ&A」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/tel_number/q_and_a.html (2026年7月31日閲覧)
- 総務省「市外局番の一覧」 https://www.soumu.go.jp/main_content/000141817.pdf (掲載ページ: 電気通信番号制度|市外局番の一覧)(2026年7月31日閲覧)
- このほか、複数の電話番号口コミサイトに寄せられた投稿を集計しています(2026年7月30日閲覧)
公式サイトは閲覧のみで、フォームの送信や問い合わせは行っていません。投稿の内容は2026年7月30日閲覧時点で掲載されていたものを件数として数え、要旨を自分の言葉でまとめたもので、文面をそのまま転載してはいません。
更新履歴
- 2026年7月30日: 記事公開(発信元の公式サイトとの番号照合、2026年2月19日付の反論文の確認、国税庁法人番号公表サイトでの商号・所在地の照合、電話番号口コミサイトの投稿計3,715件の集計を実施)
- 2026年7月31日: 表記の整理(出典の追加ほか)

